新卒の皆さん、不動産業界へようこそッ!

不動産業界へ足を踏み入れた、新人の皆様へ

 本日は、令和2年度の営業年度の始動にあたり、数ある職業の中から敢えて「不動産業界」に足を踏み入れた新人の皆様に業界歴、もうすぐ20年になる管理人が、この業界のことについて語っていきたいと思いますッ! まぁ、あくまで管理人が思っていることを徒然と書き綴るのがこのブログの本質なので、悪く思わないでいただきたいッww

 ちなみに管理人は、不動産業界への中途で足を踏み入れました。従って、社会人経験「ゼロ」の状態で足を踏み入れたわけではございません。キャリアとしては、某政令指定都市の賃貸仲介専門店からスタート。業界内転職も経験し現在は、某地方都市で賃貸・売買仲介業務をメインに、賃貸管理業も含め、業務に従事しております。

新卒の皆さん、不動産業界へようこそッ!-2

「職業に貴賤なし」とは言うけれど・・・。

 皆さんが社会人になる前、つまり、「学生時代」に「職業に貴賤なし」という言葉を授業でお聞きになったことがあるかと思います。意味は「人を職業で差別してはならない」ことラシイですが、世間では「学生時代」の常識が通用しないということを間もなく身に染みてお感じになることだろうと思います。

 特に皆様が足を踏み入れた「不動産業界」の世間一般のイメージは、よろしくなく、私も訪問先で「悪徳不動産」と罵られたものです。今では、さらっと受け流すことができるようになりましたがッww。
 
 不動産業界は色々な業種がありますが、詰まるところ、「不動産販売業」であり、職種的にその主体は「営業職」が過半を占めるようになります。ここは、非常に大事なポイントで、不動産業界に入った以上、業界を去るまでは、基本的に延々と「営業職」を続けないといけないということになります。貴方が理系職種で、「建築」や「土木」の学科を卒業されていれば、「設計」、「現場管理」という可能性もありますが・・・。

 不動産業界の世間一般のイメージが振るわないのは、業界が基本的に「不動産販売業」=「営業職」であり、且つ、「個人」を相手にしていることが原因ではないかと管理人は考えております。殊更、営業職に関して言えば、不動産業界だけではなく、「個人」への営業を求められる業界は、総じて、世間一般のイメージが振るわない印象があります。同じ営業職ではございますが、「法人」営業と「個人」営業の世間一般のイメージはだいぶ開きがあるのではないでしょうか? 管理人のイメージとして、法人営業の方がスマートな気がして、個人営業は泥臭い気がしますね。実際、コンスタンスに売上を上げていくのは、難しく、ノルマを達成できない社員が多いですね。そもそも「設定ノルマ」が高すぎるんだよッww

結局、営業職は売ってナンボの世界です・・・。

 不動産業界に限らず、どの業界でも「営業職」に関しては、それぞれ「営業目標」という「ノルマ」が事実上、課されています。管理人が初めて業界に足を踏み入れた「賃貸仲介」の会社では、毎月の仲介手数料の売上が、給料の「3倍」でした。そして、給料の「3倍」の売上を超過した売上に、その超過したステージに応じた歩合率を乗じた「歩合給」が支給されるといった制度になっておりました。歩合給と言えば、聞こえが良いですが、管理人の認識としては、事実上の「残業代」でしたねッww。歩合給が支給されるレベルになってくると、定時ではとても仕事が終わらなかったので。特に3月の繁忙期のピークでは、23時頃迄、連日仕事をしてた時もあったなぁ・・・orz

 その後、この賃貸仲介の会社を離れ、幾つかの仲介店舗(賃貸・売買)にお世話になりましたが、不動産業界の特色として、「基本給」や「昇給」は限りなく抑えられており、給料がたくさん欲しいのであれば、自ら売上を上げて、歩合で稼いでねッ!という会社の姿勢が顕著です。概ね、売上の3分の1が貴方の年収になります。従いまして、大手不動産会社を除けば、他の業界と違い、勤続年数が長いから給料が上がるということはあり得ないということになります。(よその業界は、凄いなぁと感心しております)

 建設業と違い、不動産仲介業は、宅建業法で仲介手数料の上限が決められているため、一人当たりの売上利益率や粗利が高くても、そもそも1件あたりの利幅が小さく、利益を増やすには限界があります。また、基本的に不動産仲介業は、「個人」相手の1回限りの商売であるため、売買や仲介の機会もそう煩雑にはなく、仲介手数料の売上が安定しないという特徴もあります。しかも、景気にもメッチャ左右されます。建設業と違い、公共事業もないなぁ~。

 不動産の営業職は「高給」と思っている方もいるかもしれませんが、それは、一握りの大手営業職に限られます。優秀な営業職は良くて世間並、それ以外の営業職は世間平均以下だと思います。求人概要で、年収の一例として、歩合給を含んだ年収例が記載されておりますが、その売上を達成できている社員は、その会社にいない場合も結構あったりしますッw。売上に対する歩合給なので、事実上、給料は「青天井」なのですがねッw。まぁ、「夢」はあるかもしれませんね。数億円のビルを売却できたりすればねッw 結論としては、雇われの身である間は、トップ営業マン以外は世間より年収は低いと思っていた方が良いです。若い時はこの事実に気付きませんでしたが、ある程度年をとると地味に堪えますね・・・orz

不動産営業職のキャリアをどのように築いていくか?

 若い方であれば、不動産業界に固執することなく、キャリアチェンジし、色々な業界を経験して良いのではないかと思います。不動産業界は、懐が深く、去る者は負わず、来る者を拒まない傾向がありますので、いつでも復帰できますww。今は、新型コロナウイルスの影響もあり、景気が悪化傾向ですが、若い皆さんであれば、未だ、仕事を選ぶことができると思います。管理人の就職氷河期の頃とのギャップを感じます。ウラヤマシーww。

 管理人の忠告を聞かず、この業界で生きていく決意をした貴方は、今後、自らを「個人事業主」であると思って仕事に取り組まれることをお勧めいたします。不動産仲介業に関しては、特に零細事業者が多く、今後、自分の身を護れるだけの「営業力」や「知識」は必須です。資格に関しては、「宅地建物取引士」だけはとりましょう。後はなくても大丈夫です。むしろ、優秀な社員の方がいれば、その方の「営業技術」を見習いましょう。営業の現場では、教科書で学べないことが殆どです。トライ&エラーを繰り返しながら、貴方の売れる営業技術を身に着けるしか術はありません。最後は自分次第です。個人的には、業務の幅を深めるため、建設関係の職種を一度経験することをお勧めいたします。

 また、今後を見据えると、業界内での横のつながりも大事です。良い同業者や協力業者を味方につけることができれば、売上も安定しますし、ハイレベルな仕事を経験する機会に恵まれます。そして、「営業力」が認められれば、お声がかかることもあります。そういう意味では、不動産仲介業は、美容師さん、調理人さんの業界とよく似ている気がします。最終的には、一国一城の主となる決意を秘め、日々精進し、色々な方とつきあっていくことが大事だと思う、今日この頃ですww。

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